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2019年「楽曲」10選 VOCALOID部門

10選4年目です。


こちらは「VOCALOID部門」です。
総合部門
二次元コンテンツ部門
声優本人名義部門
VOCALOID部門: ←いまここ
Vtuber部門



対象楽曲はゆるく【2019年発売/投稿
数字は通し番号。順位ではない

1. テレキャスタービーボーイ - すりぃ


『空中分解』(2018)から始まる「60秒シリーズ」第3弾。
ニコ動100万再生のうち100再生くらいは私です。
サンプルの置き方なんかも含めて、緩急ありながらずっと気持ちいいのが印象的。
1分で気持ち良くなれるし10分リピートしても飽きないのですごい。
60秒シリーズ以外でも強力打線。『ジャンキーナイトタウンオーケストラ

2. 前髪ぱっつんすとれーと - Naskey


個人的に2019年No.1ヒットはこれ。
音からカワイイが溢れ出してます。
純度100%のポップスでありながら、どこか個性的なフレージングが小気味よく響き、聴いているだけで胸が弾むよう。
ミクの歌声も可愛くてポイント高い。

3. 雨を待つ。 - 午後ティー


くっきりと曲の中で描き出される夕景、憧憬、雨景。
何か気持ちを振り切るような疾走感。
感情と情景が溢れるほど乗った、午後ティーさんのロックをたっぷり味わえる曲です。
感情描写の達人が次に描くのは『才能なんか

4. ズルくてすごい - 一二三


ただの四つ打ちロックの枠には収まらないメロディセンスの妙。
音としては重くないのに、愛憎の情感の重さを感じさせるのは、ひたすら繰り返すようなフレーズの力でしょうか。

5. アーライピー - youまん


個人的にすべてがスマッシュヒット。
歌声のパワーに後押しされた、ボカロ曲の醍醐味のような勢いの奔流。
空間広くてめっちゃ音良くないですか。

6. 心象カスケード - koyori


10年来の最推し、電ポルPことkoyoriさん。
はぁ……推し……。
電ポルPの手にかかればディレイラマもスタイリッシュロックのクールなパーツ。
詞の絡み方気持ちよすぎませんか?
冬コミ新譜で5thアルバム出てます。4日目火曜日西D48。勝手に宣伝。

7. ひみつの小学生 - 稲葉曇


推し、稲葉曇神。
期待を裏切らず、平坦な進行によるパーカッシブなパッキングで無限に踊れる稲葉サウンド
今年は1stアルバム『アンチサイクロン』も出ました。

8. 一途 - 猫アレルギー


最新ボカロシーン無二のバラードメロディメイカー、猫田中Pこと猫アレルギーさん。
叫ぶようにも聞こえるウナの歌声も個性的。
2019年も『優しい人』などヒットを多数飛ばしました。

9. 言い訳 - *Luna


推し。
*Lunaさんはストレートに高い楽曲クオリティで殴ってくる上に、投稿ペースも高く、ボカロシーンの水準を上げている一人だと思います。
これも例に漏れずハイクオリティな、疾走感に溢れた爽やかポップ。
曲もアレンジも驚くほど高水準。

あの夏のいつかは』『アンチリアリズム』などジャンルを飛び越えた名曲がまだまだあります。伸び足りない。

10. 約束 - はるまきごはん


自身の映像スタジオも立ち上げたマルチクリエイターはるまきごはんさん。
曲そのものが手元を離れ遠く遠くへ行ってしまうような錯覚を覚えるほど、メロディ・アレンジ・サウンドの持つ広がりが無限大。
YouTubeで見られるのは、MVの視点が異なる本人歌唱バージョンです。
再会』彼女たちの物語はどこへ向かうのか。




VOCALOIDは死んでいないどころか、名曲を生み出し続けるシーンになっています。
私が今年聴いたのはおそらく1,000曲くらいですが、それではまったく足りないくらいの新曲たちを抱えているので、みなさんもボカロシーンウォッチ、手伝ってください。