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2017年 「二次元アイドル楽曲」10選

こんにちは。
私が「二次元アイドルのオタク」とか言い始めたのも考えてみれば2017年かもしれません。

というわけで、
私が今年「好き!!」と感じた二次元アイドル楽曲を10曲挙げていこうと思います。
※以下、数字は順位ではありません。


1. アイドルマスター ミリオンライブ!より
Raise the FLAG - サジタリアス[所恵美(藤井ゆきよ), 舞浜歩(戸田めぐみ), 真壁瑞希(阿部里果)]

【アイドルマスター ミリオンライブ!】「Raise the FLAG」「プリムラ」試聴動画

これ今年ですか。ミリオン武道館が今年っていうのも信じがたいですね。
作編曲:堀江晶太です。次はカッコいい系のCDになりそうだし、晶太堀江来ないかな〜とか言っていたら本当に、しかも担当(所恵美)に来てしまい、当初は感情が大事故でした。
試聴では公開されていなかった2コーラス目をCDで聴いた際、笑えるくらい展開が想像と一致していたのもいい思い出です。晶太すき。
普段の甘い声とはうって変わり熱く直情を歌い上げた所恵美、ミリオン屈指のイケメンとして待望のロックを歌いこなしてみせた舞浜歩、マジカルボイスそのままに普段のポーカフェイスからは予想もつかない激情の歌声を披露した真壁瑞希、歌唱メンバーそれぞれの新しい一面を引き出した「新しい時代」の一曲になりました。
堀江晶太による2曲目のミリオンライブ楽曲『FiaryTaleじゃいられない』(なんとこちらも所恵美歌唱)もあわせてどうぞ。

――動かなきゃ何一つ変えられないから 新しい時代…掲げろ!


2. アイカツスターズ!より
MUSIC of DREAM!!! - せな, りえ, みき, かな from AIKATSU☆STARS!

アイカツスターズ!ミュージックビデオ『MUSIC of DREAM!!!』をお届け♪

アイカツスターズ!より、第1クールOPに重なる歌詞と映像の演出がにくい、星のツバサ~太陽のドレス編OPテーマをピックアップ。
やはりアイカツスターズ少年マンガだった……?1つの夢を叶えた主人公がその夢の先どこへ向かうのか、これまでとこれからのすべてを歌い上げるような力強い一曲です。
ずっと「アニメ化長編少年マンガの『ラスボスはメチャクチャ強いけどこれまでの道のりが僕らに自信をくれる。勝てそうな気がする』最終クールOP」の雰囲気って言ってるんですが伝わりますか。
85話の虹野ゆめによるライブシーンは集大成と言えるような迫力でした。86話のエルザのライブシーンと対比しても、星のツバサ編の軸となる両者のアイドル性の違いを象徴する楽曲になっていると言えるのではないでしょうか。

――まだ見ぬ私のことを信じてくれるひと あなたに届けたい音楽を奏でよう


3. 温泉むすめより
SILENT VOICES - 雪月花[箱根彩耶(cv: 長江里加), 有馬輪花(cv: 本宮佳奈), 奏・バーデン・由布院(cv: 和多田美咲)]

【試聴動画】SILENT VOICES(温泉むすめ 2ndミニアルバム「追憶カレイドスコープ」収録曲)

声優歌唱によるキャラクターソングとしてギリギリを攻めるどころか完全にオーバーキルな衝撃の一曲。
全編にわたり3人の歌声が3本のメロディに分かれてハモる、ハモりにハモる。
しっとり聴かせる和メロから超高音コーラスまでを駆使して、「神に捧げる歌」という謳い文句も納得の疾走感満載な和トランスサウンドが展開されます。
あ、温泉むすめさんは二次元アイドルコンテンツに含めて問題ないですよね。

――命あるすべての人よ あなたの手は何を望んでますか


4. Re:ステージ!より
キライキライCЯY - 市杵島瑞葉(CV: 田澤茉純)・長谷川みい(CV: 空見ゆき)

【Re:ステージ!】KiRaRe 1stアルバム「キラリズム」試聴動画
Re:ステージ!の6人組ユニットKiRaReの1stアルバムから、3年生CPコンビのデュエット曲。
夢見がちな心と自信を持てない自分の間で揺れ動く乙女心を切なくも軽快なサウンドに詰め込んだ、カワイイってこういうことだよな。と思ってしまうまさしく”アイドルソング”。
キャラクターソング:アイドルソング=2:8くらいの、気軽に楽しめると同時に深読みも誘うバランスが”二次元アイドルソング”として気持ちいいと思うようになった2017年でしたが、この曲はまさにそんなバランスを押さえていると思います。
同アルバム収録の、エレクトロkawaiiサウンドの名曲『ク・ルリラビー』もよろしくどうぞ。

――夢の中の私はカワイイハズ!だから夢に迎えにきて


5. ライブレボルトより
Daring Soldiers - ライブレボルト

ライブレボルト 1st Single - REVOLUTIA / Daring Soldiers (試聴MV)
クリエイター事務所TOKYO LOGIC擁する2.5次元アイドルコンテンツ『ライブレボルト』から、1stシングル表題曲。
とにかくカッコいい。ヒゲドライバーxゆよゆっぺxPowerless、そりゃボカロ世代にはブッ刺さって当然じゃないですか。
キメだらけの強烈なイントロ、しっかり落とすAメロ、溜めから早口フレーズに移るBメロ、サビ前のブレイクにかぶさる「Yeah!!!!!!」、4536進行に乗る最高に気持ちいい譜割りのメロディ、完璧な構成がひたすらカッコいい。
また、CDジャケットで有名アーティストのパロディをしたり、DJキャラの中の人が実際にDJプレイを行う時代の先を行くスタイルなど、音楽が好きな人たちが作っているコンテンツという印象で、2018年も注目しがいがあるのではないでしょうか。

――こっから Stand up! まだ強くなるって決めたんだろう?


6. ラブライブ!サンシャイン!!より
HAPPY PARTY TRAIN - Aquors

【試聴動画】Aqours 3rdSingle「HAPPY PARTY TRAIN」
実はサンシャインのアニメは(まだ)見られていないんですが、それにしてもエモい。
ピアノフレーズのイントロから徐々にサビの盛り上がりへと導かれるお手本のように綺麗な展開は、それだけで涙するに十分なエモーショナルさです。
ソロパートで繋いでいくメロディがサビで初めて9人のユニゾンになり一気に厚みを増すという、ユニットソングならではの武器もエモい。
MVではオチサビで暗闇の中に光る衣装が浮かび上がるんですが、リアルのライブでも同じように光るそうじゃないですか。そんなのエモいに決まってませんか。
よく知らないはずなのに歌詞までエモいのはなぜなんでしょうか。二次元アイドルの普遍的なエモさを持っている楽曲のような気がします。

――知りたいのは素晴らしい夜明けと 切なさを宿す夕焼け


7. アイドルマスター シンデレラガールズより
さよならアンドロメダ - 渋谷凛(福原綾香), 森久保乃々(高橋花林), 大和亜季(村中知)

【楽曲試聴】「さよならアンドロメダ」(歌:渋谷凛、森久保乃々、大和亜季)
銀河。二次元アイドルは宇宙。
キャラクターにまつわる考察は担当P方に任せますが、この曲の美しく意味深な歌詞は歌声の主に今一度思いを巡らせたくなる魔力を秘めています。担当Pが羨ましい。
2017年後半にFuture Bass的サウンドにはまっていた私には、Taku Inoue(『Radio Happy』,『Hotel Moonside』等)によるFutureなサウンドが直球で刺さりました。

――君はどんなどんな暗い夜でも もう笑えない僕にも笑ってくれた


8. アイドルマスター ミリオンライブ!より
瑠璃色金魚と花菖蒲 - 白石紬(南早紀)

【アイドルマスター ミリオンライブ!】「瑠璃色金魚と花菖蒲」「地球儀にない国」試聴動画
「ミリオンライブ5年目にして待望のアプリゲーム化」「劇場でアイドルともっと触れ合える」「39人のアイドルと共にプロデュースは新たな舞台へ」
ん?39人?
「2人の新たなアイドルを加え」
ウッソだろお前お前お前――と驚愕に包まれた日も2年くらい前のように感じますが、まだ半年しか経っていないんですね。
5年目のミリオンライブに突如現れた新星2人のうちの1人、白石紬のソロ曲がこちら。
中の人は2013年81オーディションで優秀賞含む賞を総なめにした大型新人。初めての歌の仕事とは思えぬ迫力の歌声で、驚きをもって迎えられました。
中毒性のあるサウンドながら一筋縄ではいかないこの曲のリリースは、登場したばかりではっきりとは共有されていなかった”白石紬”というキャラクターに、ひとたびステージに立てば実力派という強い印象を与えることとなったのではないでしょうか。
《瑠璃色金魚が見上げるのは凛と佇んだ花菖蒲/私あなたのようになれたらもっと上手く微笑えますか》《瑠璃色金魚が知らないのは強く根を張った花菖蒲/目の前に見えるもの全てが現実ってことはないの》といった歌詞は、いま聴けば金沢から単身上京してきた原石としての紬の憧れと不安を描いているように感じられますが、きっと彼女の成長・変化とともにその印象を変化させていくのだろうと思える技巧をたっぷり秘めています。

――私あなたのようになれたら もっと上手く微笑えますか


9. アイドルマスター ミリオンライブ!より
To... - 馬場このみ(高橋未奈美)

【アイドルマスター ミリオンライブ!】「To...」試聴動画
アプリゲーム『シアターデイズ』のリリースを経て、ミリオンライブの最年長・馬場このみに与えられたソロ3曲目。
ミリオンライブを知らない人に彼女を一言で説明するなら「ロリお姉さん(24)」なのですが、そんな彼女にしか歌えない、彼女だからこそ歌える一曲です。
《夜が明ける前に聴く/君と2人カーステレオ》なんて大人なシチュエーションを歌ってみたかと思えば、
《可愛いと言われてもまだ/素直に喜べないだって/妹みたく思うんでしょう?》まるで彼女自身の恋愛を描くような歌詞に、
もしもミリオンライブの作中世界で彼女のファンだったなら、ひたすら悶えてしまうのが想像できます。馬場このみの一人しゃべりラジオで新曲『To...』の音源初解禁オンエアを聴いてそのまま布団かぶって小一時間ほど悶えたい。
二次元アイドルは”作品の中で”アイドルとして活躍しているのであり、作中世界での受け止められ方まで妄想できてしまう楽曲は”よくできた”楽曲だと思います。

――ねえ甘えてみてもいい?


10. アイドルマスター シンデレラガールズより
Kawaii make MY day! - メロウ・イエロー[中野有香(下地紫野), 水本ゆかり(藤田茜), 椎名法子(都丸ちよ)]

「デレステ」Kawaii make MY day! (Game ver.) 7/24 歌修正版/Updated ver メロウ・イエロー 水本ゆかり、中野有香、椎名法子 SSR
ん~~~~~~~~~~~~~~~~可愛い。尊い。《『画面の中の女の子、カワイすぎ』大問題です》!
水本ゆかり役・藤田茜さんのファンとして(そもそも藤田茜さんを知ったきっかけは水本ゆかりだったので、むしろ逆とも言えるけれど)オリジナル曲の発表に浮足立ったのも数年は昔のことように感じますが、それも今年。
デレステで狂ったようにイベントを走り、曲自体はすごい回数聞いていましたが、なぜかこの曲のMVを初めて見たのはイベント最終日の夜でした。そのあまりの可愛さに、冗談ではなく思わずしばらく脱力してしまったことを覚えています。
歌詞には《ああ オシャレをしたから会いたいな》という「Kawaii」の持つポジティブな魔力が込められていて、アイドルという職業が彼女たちに与えたものを垣間見ることができます。
3人がユニットとして初登場した2012年から実に5年の時を経てのオリジナル曲リリースで、当初から追っていたわけではない私にもそのエモさは伝わってきました。アイドルの時間は進まないけれど過ごした時間は確かに蓄積されていく、そんな二次元アイドルならではの感動の源に触れた思いです。SSAで見た彼女たちのパフォーマンスはひたすら尊かった……

――できたてのカワイイ♪ 自信もって きっと街中がランウェイ


以上、私の「二次元アイドル楽曲」2017年の10曲でした。
危うく「尊い」「すき」「感謝」ばかりが並ぶ語彙力ゼロの文になるところでしたが、二次元アイドルについて真面目に考える時間も悪くないと思いました。

2018年も、二次元アイドル界に栄えあることを願って。