2017年「楽曲」10選 総合の部
やっぱり音楽は最高だな!
2017年総合「好き!!」チャートです。
※以下、数字は順位ではありません。
※前2記事でコメントした楽曲を省略した結果、10選とはなんだったのかという記事になっています。
1. 大橋彩香
『ワガママMIRROR HEART』
《声優本人名義歌唱》部門参照。
2. 天道花憐(CV.金元寿子)&星ノ守千秋(CV.石見舞菜香)&亜玖璃(CV.大久保瑠美)
『GAMERS!』
TVアニメ「ゲーマーズ!」OPテーマ「GAMERS!」試聴動画
2017年第3クール放送のTVアニメ『ゲーマーズ!』OPテーマです。作詞・作曲・編曲:まふまふ。
87秒という型のあるTVアニメのOPテーマとして、最強の完成度を誇る楽曲。
インパクトたっぷりの頭サビ→期待感を持たせる静かなブリッジ→癖になるキャッチーなイントロ→セリフのようにキャラクターボイスの魅力が押し出されるメロディ感の薄いAメロ→伸びる歌声から入りキメで繋ぐBメロ→作品のハチャメチャな空気を表したように賑やかなマーチングビートのサビ→さらにTV尺にしっかり収まるダメ押しのイントロフレーズ
まふまふ氏には無限にアニメソングを書いてほしいですね。
歌声にも三者三様な魅力が溢れています。やはり金元寿子さんのハイトーンが好き。しっかりソロパートを用意するキャラソン主題歌は信用できる。
歌詞の細かいハマり方にも注目して聴いてもらえると、作曲者の高い技能を感じられると思います。
3. まふまふ
『輪廻転生』
[MV] 輪廻転生/まふまふ [オリジナル曲]
輪廻転生!!!!(大声)
上で話題にしたまふまふ氏です。
こういう音楽が好きです。無限に聴けるんですよね。
彼のこのスタイルが円熟期を迎えているような気がします。
何も考えたくない人集合!まふまふ曲を聴いて踊り狂おう!狭い部屋で足をぶつけないようにだけ注意だ!
ちなみに2017年リリースの彼の手による作品としては『君子危うくも近うよれ』(【MV】A応P「君氏危うくも近うよれ」Short Ver. - YouTube)などがあります。
4. TrySail
『adrenaline!!!』
《声優本人名義歌唱》部門参照。
5. kemu(堀江晶太)
『拝啓ドッペルゲンガー』
【HD】拝啓ドッペルゲンガー 【KEMU VOXX】Dear Doppelganger
王の帰還。
異の唱えようもなく2010年台前半のVOCALOIDシーンの覇者たるkemu、その4年ぶりにとなる新曲です。
投稿と同時に以前から噂されていた堀江晶太との同一人物説を公認しました。
VOCALOIDシーンに浸かっていた当時の中高生の例に漏れず私が青春の音楽生活を捧げたkemu。
突然すぎるその復活には、しばらく何も手につかなくなるほどの衝撃がありました。
堀江晶太・PENGUIN RESEARCHとしての活動を追ってはいましたが、変わらない音楽性と4年分のサウンドの進化を実感できるこの曲には格別の感情を抱きます。
6. サジタリアス
『Raise the FLAG』
《二次元アイドル》部門参照。晶太。
7. TOKOTOKO (西沢さんP)
『ハングリーモンスター』
ハングリーモンスター / hungry monster - TOKOTOKO(西沢さんP) feat.初音ミク
実のところ2017年最もリピート回数が多かったのはこの曲だと思われます。
西沢さんPもそれこそ中高生のころから聴いていますが、『僕らの街に愛が降る夜だ』(僕らの街に愛が降る夜だ / bokurano machini aigafuru yoruda - TOKOTOKO(西沢さんP) feat.GUMI - YouTube)をはじめとして2017年に来て改めてよく聴くようになったアーティストです。
この曲は……根本的に好き。”これ”を聴くために音楽を聴いている!と思う曲のひとつです。
シンプルなアレンジで映えるメロディとそれにハマる詞の良さを体感してみてください。
こんな曲が作れる人間になれないものでしょうか。それこそこの曲の「ミスチルの桜井になりたい」という感情かもしれません。
8. 東山奈央
『オトメイロ』
東山奈央 1stアルバム「Rainbow」クロスフェード動画 Vol.1
《声優本人名義歌唱》部門では『君と僕のシンフォニー』を挙げたので(趣旨崩壊)こちらも大好きな曲をピックアップ。
どこかsasakureサウンドを彷彿とさせるAメロから飛び出す疾走感満載な和メロのサビ。
試聴の時点で好きになる要素だらけで、アルバムへの期待が否応なく高まったのを覚えています。
ボカロ世代なら間違いなくハマると思います。一聴の価値あり。
9. 伊藤美来
『ワタシイロ』
《声優本人名義歌唱》部門参照。
10. ライブレボルト
『Darling Soldier』
《二次元アイドル》部門参照。
11. f*f (本渡楓, 下地紫野)
『Melody Ring』
無敵のkzサウンドを本渡・下地の伸びやかで力強い歌声が引っ張る、最高に気持ちいい一曲。
タイトル負けしないメロディの良さと、耳に心地いいエレクトロサウンドで構築される隙のないアレンジと、そんなパーフェクトな曲にも全く圧し潰される様子のないボーカル。
こんなハイレベルな領域で戦える楽曲の存在はもっと話題になっていいはず。
両A面のもう片方『ホシノキズナ』は同じくkzサウンドで19人もの声優をボーカルに迎えたハッピーハードコア。こちらも2017年屈指の名曲だと思います。
12. 箱根彩耶(CV: 長江里加), 有馬輪花(CV: 本宮佳奈), 奏・バーデン・由布院(CV: 和多田美咲)
『SILENT VOICES』
《二次元アイドル》部門参照。
13. fourfolium
『ググッとワーク☆彡』
アニメ『NEW GAME!』キャラクターソングアルバムから主題歌も歌うキャラクターユニットfourfoliumの一曲。
同じくfourfoliumの『向上上々ハイジャンプ↑↑↑↑』と共に、作編曲の奥井康介氏への信奉がより深まる曲になりました。本当に気持ちのいい曲を作る人だと思います。
疲れたな、と思うときに聴くとやはり、こう、歌詞も含めて、すごく効きます。
14. AZALEA
『GALAXY HidE and SeeK』
【試聴動画】ラブライブ!サンシャイン!! AZALEA「GALAXY HidE and SeeK」「INNOCENT BIRD」
宇宙ですよね。やっぱり二次元アイドルは宇宙なんだと思います。
この曲に「銀河」をモチーフにした詞を付ける畑亜貴の天才っぷりといったら。
聴いていてなんだか寂しくなるこの感覚、曲の持つ意図にまんまとはめられる気持ちよさがあります。
遠く夜空を眺めながら聴きたくなるような一曲です。
15. 夏川椎菜
『ナイモノバカリ』
《声優本人名義歌唱》部門で1stシングル表題曲『グレープフルーツムーン』を挙げたため(再犯)、2ndシングルc/wを紹介。
技能的な面でナンスの新しい声を感じることができる一曲です。
まっすぐな若さとひねくれたユーモアが渦巻く、今の彼女にしか歌えない”キャラクターソング”なんじゃないかと思います。
彼女の言葉を表現する力の高さが、聴く人に歌詞の良さを伝えてくれることでしょう。
21歳の歌う「この場所で/あの場所を/キラキラ/見上げてる」なんてそりゃあ未来にエモさを感じずにはいられない。
16. SawanoHiroyuki[nZk]
『gravityWall』
SawanoHiroyuki[nZk]:Tielle & Gemie 『gravityWall』(Short Ver.)
サビだ……からの……サビだ!
この曲をきっかけに澤野弘之研究をしたりもしました。
最低限に近いバンドサウンドで、凝ったコードが出てくるわけでもないのに、作り込まれた世界観が響いてきます。
やー、すげえな(わかってない)
年の瀬に滑り込みで書き連ねていくにつれて、語彙が死んでいくのを感じました。
2018年はトレーニングの意味も兼ね、ちょくちょく自分の好きなものについてまとまった文を書いていきたいと思っています。
2018年もたくさんのいい音楽との出会いがあることを願って。